【徹底解説】noteを使って被リンクを獲得する方法とは?
SEO強化のために被リンクを考えた際、その獲得先や方法を考えることはとても重要になります。被リンク対策は検索エンジンからの信頼性を上げるために行うものなので、不自然なリンクであったりリンク元の品質が悪かったりする場合は逆効果になってしまう恐れがあるからです。
そんな被リンク獲得のために有用な手段の1つに、ブログ等での記事の投稿があります。そこで今回は、被リンク対策で評判の良い、国内有数の情報発信メディア「note」を使った被リンク獲得方法について、徹底的に取り上げていきます。noteを利用するメリットや効果、具体的な被リンク獲得方法や注意するポイントを解説していくほか、notenのコミュニティを活用した被リンク獲得戦略まで!すぐに実践できる内容なので、ぜひ取り組んでみてください。
Contents
noteで被リンクを行う意味はある?
SEO対策では「より質の良い被リンクをどのように獲得していくのか」ということがとても重要になります。被リンクの獲得方法にはSNS等でコミュニティを作ったりフォーラムに参加したり等様々な方法がありますが、その中でも取り組みやすいのが記事を投稿していくブログ投稿でしょう。
そんなブログ投稿で有用とされるメディアの1つが「note」です。noteは「Amebaブログ」や「はてなブログ」と並ぶ程の認知度を誇る、国内最大級のブログサービス。しかも、通常のブログとは違い文章を書くことに特化した造りになっており、コンテンツを有料で販売することもできる等、独自のビジネスモデルを展開しているメディアです。note株式会社によると、その月間登録者数は年々増えており、2020年5月には月に6,300万人ものユーザーが利用しているそうです。サイトへの自然流入の可能性を考えると、この利用者数の多さはとても魅力的ですよね。
しかし、noteは単に利用者数が多いだけではなく、被リンク対策にとても有用なメディアなのです。ここで、被リンク戦略にnoteを利用することの意義をチェックしておきましょう。
noteでのリンクはdofollowになる
リンクの属性には、nofollowとdofollowがあります。このうち、SEOに関連しているのはdofollowの方で、こちらに設定されている場合は検索エンジンがリンクを辿れるようになっています。そのため、dofollowの被リンクを増やすことができれば、そのリンク先の評価を高めることができます。
それでは、noteで作成したリンクの属性がどちらかなのかというと、基本的にdofollowになります。dofollowリンクによる評価は、そのリンク元のコンテンツを反映したものになります。そのため、質の高いコンテンツや信頼性のある情報を含むように心がければ、より高いSEO効果が期待できるでしょう。dofollowリンクの活用は、サイトやブログのドメインオーソリティも向上しやすくなるという利点もあります。
noteのドメインパワーは高い
noteを被リンク対策で導入することでのメリットの1つが、noteのドメインパワーの高さにあります。
noteのドメインは、どのようなSEOツールで計測しても概ね高い数値が出ます。noteは多くのクリエイターやブロガーが利用するプラットフォームであるため、多くの被リンクやアクセスが集中しています。その上、クオリティの高い記事はSNSでも頻繁にシェアされることになります。このように、noteはドメインパワーが高まりやすい造りになっているため、SEOの外部リンク対策としてとても有用なのです。
サイトへの自然流入の増加にも繋がる
noteは、月に6,300万人ものユーザーがいる人気のメディアなため、投稿すれば人の目に触れる機会が増えることになります。そのため、サイトへの自然流入の増加が期待できます。
また、noteには多くのジャンルの読者がいるため、多角的なコミュニケーションをとることも可能です。こうした読者に適切にリンク先の情報を知ってもらってアクセスしてもらえれば、自然流入を増やすことができるでしょう。
noteを使った被リンクの獲得方法
noteはコンテンツへの自然流入も期待できる上、サイトのドメインパワーを強めたり価値を高めたりできるとなると、取り組まない理由がありませんよね。
そんなnoteを利用した被リンクの獲得方法には、「自分でリンクを貼っていく方法」と「他ユーザーにリンクを貼ってもらう方法」の大きく2つの方法があります。
ここでは、まず「自分でリンクを貼っていく方法」について取り上げていきます。「自分でリンクを貼っていく方法」には3つの方法があり、それぞれ気をつけたいポイントもあります。詳しく見ていきましょう。
方法①プロフィールにリンクを貼る
まず1つ目の方法に、noteのプロフィールページに自身のウェブサイトやブログのリンクを設定する方法があります。
プロフィールは、訪問者が最初に目にする情報です。そこにサイトの要点を掴んだ紹介や説明付きのリンクがあれば、ブログで提供している情報に信ぴょう性が増しますし、リンク先への安心感も高めることができクリックもしやすくなるでしょう。プロフィールは、魅力的に設定すればするほど、アクセスが増え、結果的に被リンクの効果も高めることができます。適切なキーワードを含めたり専門分野や得意なテーマについて触れたりすれば、ユーザーだけでなく検索エンジンにも良い影響を与えるでしょう。
noteのプロフィールは、noteの設定ページから簡単に行うことができます。プロフィールのリンクは、自然な形で被リンクを得ることができる方法ですので、ぜひとも取り組みたいですね。
注意するポイントは、このプロフィールにも定期的な更新が必要だというところです。ユーザーや検索エンジンが求めているのは常に新鮮な情報です。新たな情報や実績は絶えず追加することで、信頼度や評価を上げることができます。
方法②記事にリンクを貼る
2つ目の方法が、noteで公開する記事の中に自分のウェブサイトやブログのリンクを埋め込む方法です。noteで被リンクを得たい自分のサイトに関連する情報を投稿しつつリンクを貼っていけば、多くの被リンクを獲得することができます。
記事の中にリンクを埋め込む際には、ユーザーの目線に立ってより自然にクリックしたくなるような場所にリンクを貼る必要があります。具体的には次のようなところに気をつけて埋め込むようにしましょう。
- ユーザーが興味ありそうな関連性が高い内容と一緒に設置する。
- テーマごとにリンクを設置する。
- 読者の目に本文の前半や中盤にリンクを貼る。
- リンクテキストを説明的で具体的なものにする。(「詳細はこちらをクリックしてください」等)
テーマごとにリンクを設置すれば、より関連性の高い内容の近くにリンクを貼ることができます。また、すべてのユーザーが全文を読んでくれるわけではないので、記事の早いうちにリンクを貼ることをおすすめします。ほかにも、具体的なリンクテキストやリード文を入れる等、ユーザーに安心してクリックしてもらえるような記事にするよう、心がけたいですね。
もちろん、リンク先のページが有用であるということもとても重要なポイントになります。1度クリックしてくれたユーザーが、またリンクをクリックしてくれるような満足できる情報を提供できれば、1つのリンクで多くのトラフィックを生むことができるようになるでしょう。
方法③「つぶやき」にリンクを貼る
3つ目の方法が、noteの「つぶやき」機能を活用してリンクを貼る方法です。
noteでは、短いメッセージ形式でフォロワーや新たな読者と気軽にコミュニケーションできる「つぶやき」という機能があり、ここにもリンクを貼ることができます。新しい記事を公開した際や特別なキャンペーンを行う際にこの「つぶやき」にお知らせとともにリンクを貼れば、とても自然にサイトへ誘導することができるでしょう。
「つぶやき」に関しても、頻繁に更新することをおすすめします。新たな情報はフォロワーの興味を引き続ける大きな要素。常に最新の情報を提供できるよう、定期的に更新するようにしたいですね。
この「つぶやき」に貼ったリンクを最大限に活かすためには、短文の中で魅力的なポイントを簡潔に伝えることが必須になります。タイムリーな情報や話題性のある内容について触れられれば、リンクのクリック率も向上するでしょう。
noteを利用した被リンク対策で気をつけるポイント
noteを利用したリンクはとても簡単に貼れ、サイトの被リンクの機会も増やせるということが分かりました。noteからの被リンクは、検索エンジンからの信頼度も高いためSEO効果も期待できますし、多くのユーザーの目に留まる機会も増えるでしょう。
そんなnoteを使った被リンク対策ですが、最大限に活かすためにはnoteの記事制作時にいくつか押さえておきたいポイントもあります。詳しく見ていきましょう。
記事の書き方と注意点
noteを使った被リンク対策では記事の投稿が必要になります。その記事に興味をもってもらって深く読み込んでもらってサイトに誘導するためには、「信頼できる」「理解しやすい」記事を提供する必要があります。そのためには、下記のポイントを押さえておくようにしましょう。
- 読者の興味を引くタイトルをつける。
- 文章は簡潔でわかりやすくする。
- 専門用語や難しい言葉は極力避けるようにする。
- 具体例やデータを使って説明する。
- 誤字脱字や不適切な表現を修正する。
専門用語や詳細なデータを用いた内容は、信憑性が増す上に、読者の理解が深まる良質な記事になります。しかし、あまりに小難しい印象になってしまうと読者を遠ざけてしまうため、バランスが重要になります。また、誤字脱字や不適切な表現があった場合、ユーザーからの信頼度は一気に下がってしまいます。必ず記事を投稿する前に校正を行うようにしましょう。
見出しやメタディスクリプションの工夫
被リンクは、リンク元のクオリティが高ければ高い程検索エンジンからの評価が高まります。そのため、noteで投稿する記事に関しても、ユーザーエクスペリエンスやSEOの効果を意識して制作することが大事です。記事の質もそうですが、見出しやメタディスクリプションにもこだわりを持って制作したいですね。
検索エンジンからのクリック率を向上させるために、見出しは読者の興味を惹きつけつつも、記事の内容を一目で判断できるものにしてください。また、検索エンジンからのクリック率には、メタディスクリプションも関係しています。メタディスクリプションは、検索エンジンの結果一覧でも表示される短文のこと。80文字から120文字程度で、重要なキーワードを含めつつ一文で記事の魅力を伝えられるよう心がけましょう。
また、見出しやメタディスクリプションにはユーザーの疑問に答える要素を入れると良いでしょう。例えば「初心者でも簡単にできるSEO対策」のように、具体的かつ有益な情報を提示すれば、その情報を求めている読者が集まりやすくなり、ユーザーエクスペリエンスも向上させることができるでしょう。
外部リンクと内部リンクのバランス
通常のサイトもそうですが、noteで投稿する記事においても外部リンク(他のサイトへのリンク)と内部リンク(自分のサイト内のリンク)のバランスはSEO的にとても重要です。
外部リンクは信頼性があるサイトのリンクを用いることで、検索エンジンによる自分のサイトの評価を高められます。しかし、外部リンクだけを増やしていては自分のブログや記事の滞在時間は減るばかりでしょう。サイトの滞在時間はSEOにも影響を及ぼすため、なるべく長くサイトに留まってもらえるように工夫が必要になります。
そこで重要なのが、内部リンクです。自分のサイトの関連情報へ自然に誘導する内部リンク構造があれば、ユーザーは自分のサイトの中だけで移動できるため、滞在時間を伸ばすことができるでしょう。この内部リンクは、サイト全体の構造が明確化されるというメリットもあり、検索エンジンのクロール率も上げられることからSEOとしてもプラスの効果が得られます。
外部リンクや内部リンクは、どちらか一方だけ対策していたのでは十分な効果を発揮することができません。最適なSEO効果を得るためにも、どちらもバランス良く配置するよう心がけるようにしたいですね。
noteのコミュニティで被リンクを増やす方法
noteは、単に記事を投稿するだけでなく、コメントを残したりフォローしたりサークルを作ったり等、相互にコミュニケーションをとることも可能です。こういったコミュニケーションがとれることによって交流が広げられ、自身で被リンク対策するよりももっと効率よく自然な被リンクを得ることができるようになるでしょう。
しかし、他ユーザーにリンクを貼ってもらうには、戦略的なアプローチが必要になります。最後にnoteのコミュニティを利用した被リンクの獲得方法について解説していきます。
コミュニティへの積極的な参加
自分以外の被リンクを増やすためには、コミュニティへの積極的な参加が求められます。
- 他のユーザーの記事を読んで感想や建設的なコメントを残す。
- 自分の記事へのコメントに、丁寧に対応する。
- イベントやオフラインミーティングに参加する。
- 自分が得意とする分野でのワークショップやセミナーを開催する。
相手との信頼関係を構築するには、コミュニケーションを深めて好印象を与えていくと良いでしょう。感謝の言葉や詳しい返答等、気持ちの良いコミュニケーションを心がけるようにすれば、自ずと被リンクは増えていくでしょう。
さらに、イベントやミーティング、ワークショップ等、直接顔を合わせる機会があれば、より深い信頼関係が築けます。コミュニティに参加し、多くの人々と繋がって信頼関係を構築できれば、もっと多くの自然な被リンクを得ることができるでしょう。
コラボレーション記事の活用
被リンクを増やすために挑戦したいのが、他のユーザーとのコラボレーション記事です。コラボレーション記事の形式は、インタビュー形式や共著記事、レビュー交換等多様な形式が考えられます。互いの強みを活かせる形式をチョイスできれば、互いのフォロワーに新たな価値を提供することができるでしょう。
コラボレーション記事は、互いにSEO効果が高まるwinwinな手段ですが、相手があることなのでトラブルのないように下記に気をつけて取り組むようにしてください。
- テーマを決め、分担を明確にする。
- 内容はできるだけ多岐にわたるようにする。
- 互いの記事内で自然に被リンクを使う。
- 公開日には、お互いのフォロワーに対して共同記事を宣伝する。
コラボレーションが成功したら、ぜひ定期的に再度共同することも検討してみましょう。長期的に良好な関係が築ければビジネスとしても良い刺激を受けることができますし、継続的な被リンク獲得にも繋がります。
フィードバックの収集と改善
いくら人との繋がりができても、質の低いサイトの場合は被リンクを増やすことは非常に困難になるでしょう。しかし、自分でサイトを作っていると、何が悪いのかわからないというのはよくありますよね。そこで重要なのが、フィードバックの収集とそれに基づいた改善です。
フィードバックの収集には、下記の2つの方法が挙げられます。
- ユーザーからのコメントやメッセージ
- 「アクセス数」や「いいね」、「シェア数」等のデータ解析
ユーザーからのコメントやメッセージは改良点の宝庫です。積極的に受け入れて、読みやすさやテーマの選定、情報の正確さ等を見直していきましょう。丁寧な対応はコミュニティも強化され、ファンの獲得にも繋がるはずです。各データ解析は、自分のコンテンツの評価を客観的に調べることができます。Googleアナリティクス等の解析ツールを用いれば、強化すべきポイントを見極めることができ、具体的な改善策を立てられるでしょう。
こういったフィードバックの収集と改善は、公開後も定期的に繰り返すことで、ユーザーに対して常にオープンな姿勢を持ち続けることができます。こうした努力の積み重ねは、地味ですが確実にコンテンツの質を上げることに繋がります。質の良いサイトを作りつつコミュニティへの積極的な参加をすれば、より効率よく被リンクを増やすことができるでしょう。
noteによる被リンクで加速するSEO対策
今回は、noteを活用した被リンク対策の方法やポイントについてお話してきました。
noteは検索エンジンからの信頼も篤いメディアです。そのため、noteの記事から被リンクを得ることができれば、非常に大きなSEO効果を得ることができるでしょう。noteユーザーは月6,300万人もいるので、コンテンツへの自然流入の増加も期待できます。そう考えると、被リンク対策以外でもとても有用なメディアだといえそうですね。
そんなnoteは、記事が投稿できるだけでなく、コメントやフォローのように双方でコミュニケーションもとれるようになっています。そのため、被リンクを得る方法も、「自分でリンクを貼っていく方法」以外に、コミュニティを活用した「他ユーザーにリンクを貼ってもらう方法」もとることができます。自身で被リンク対策をしていくにはどうしても限界がありますが、他ユーザーにリンクを貼ってもらえば、自然に被リンク数を伸ばすことができ、とても効果的なSEO対策がとれるようになるでしょう。
他ユーザーにリンクしてもらうためには、双方の気持ちの良い関係づくりと質の良いコンテンツが重要になります。積極的にコミュニティに参加して交流の場を広げつつ、良質の記事を生み出していけば、自然と被リンクの数も増やすことができるでしょう。